バワとガウディ 〜スリランカとバルセロナの建築を巡って〜
イースター休暇でスリランカ旅行と帰りにバルセロナに立ち寄りました(現在マドリード在住のため)。
スリランカでトロピカル建築家ジェフェリー・バワ、
バルセロナでガウディの作品群、全く違う二人の建築を見て、でも似てると感じました。
(建築の知識何もないのにいい加減なことを言って申し訳ないですが)
きっと二人とも有機的な美しさを求めていて、
バワは自然界との共存、ガウディは自然界を模倣したようなイメージ。
スリランカ内陸部のダンブッラという町から10km離れた山奥。
バワの傑作、森の中に溶け込むヘリタンスカンダラマホテル。
外と中ではなく、ホテルが森の一部。
建設前にあった岩が館内の廊下にそのまま突き出ている。
館内(というか半屋外)は森のそよ風が吹き抜け、
鳥のささやきが響き渡り、木や雨の匂いが香る。
廊下からはどんな風景画にも勝る本物の”絵”を鑑賞できる。
境界線を消した心地よさ。
プールと湖、
テラスと森。
静寂という現代社会での贅沢さ。
スリランカ内陸部の独特な雰囲気を味わえる。
話はだいぶ変わってスペインのバルセロナ。
胎内、深海、生物や自然の有機的な美しさと機能美を求めたかのようなガウディの作品。
建築は五感で感じるもので写真ではうまく伝え切れませんが、
とても興味深い二人の建築家でした。
有機的な美しさを外に求めるか中に求めるか、
これが東洋思想と西洋思想という違いなのでしょうか。


